つらいホットフラッシュを引き起こす原因。更年期障害について

 

更年期障害、なんとなくその名前を聞いても具体的にそれを説明できるかと言えば、難しい人の方が多いのではないでしょうか?更年期障害は更年期になれば女性の誰がなっても不思議ではない病気。女性だけではなく、時には男性が発症することもあります。更年期障害について知ることで、予防や改善に役立つでしょう。

 

更年期障害になる原因は?

お酒を飲み過ぎて肝臓を悪くする、煙草を吸い過ぎて肺が弱る、ではどうして更年期になると更年期障害になってしまうのでしょう。更年期障害は多くがホルモンバランスの乱れからくると言われています。年齢が高くなるにつれ肉体は自然の原理として老化していきます。内臓も老化し、女性の場合卵巣機能も低下します。生理が来たり来なかったり、閉経したり、閉経したと思ったら突然なったり…それは全部、更年期のせい。男女どちらの体のにも女性ホルモンは存在していますが、女性は18歳くらいから女性ホルモンである「エストロゲン」が体内で沢山分泌されるようになります。だから男性とは違い胸がふくよかになり、腰にはくびれが出来て、お尻も大きくなるのです。女性特有の柔らかい身体つきになれるのは、女性ホルモンであるエストロゲンのおかげなのです。子供から脱皮して大人の女性へと成長を遂げる事ができるエストロゲンですが、それだけ女性作りをしている成分だと言う事はつまり、逆にそれが体から減少すると様々な問題も出てしまうのです。更年期が始まるとエストロゲンは減少を続け、あるタイミングに入ると急激に激減します。そして、更年期障害となってしまうのです。

エストロゲンが減少し始める年齢

エストロゲンは40歳くらいから少なくなり始めるので、40代後半くらいから更年期障害になる人が多いのです。ただ絶対それくらいになると言うわけではなく、個人差が大きいのも更年期障害の特徴。人によっては30代で更年期障害になることもありますし、何歳になってもならないと言う女性もいます。そもそも更年期障害になる更年期とは、閉経前後の約5年を指します。更年期に入ると生理不順になったり、経血が少なくなってきたり、と何かしらの変化を感じ始めるでしょう。それが更年期のサインで、やたらイライラしたり気持ちが落ちたり、体調不良が続けば更年期障害の可能性が出てきます。

更年期障害の症状

更年期障害の症状は、「これ」と言った絶対的なものはありません。しかし症例としてよく挙がってくるのは、動悸や息切れ、発汗やほてりです。何もしていないのに動悸が激しくなったり、ちょっと歩いただけでひどい息切れがしたり。同じように少し動いただけで汗が止まらない、気温は高くないのに体中がほてる。お風呂上がりみたいにのぼせた感じがしたりします。これが俗にいう「ホットフラッシュ」です。頭痛やめまいで動きが取れなくなることもあります。ホットフラッシュは、ホルモンバランスの乱れが自律神経の乱れにつながって起こります。

肉体症状と精神症状の悪循環

更年期障害になると体がしんどいだけではなく、心にも問題が生じてきます。いつもイライラしたり、何も楽しくなくなったり、集中力や決断力がなくなったり、今までの自分と違う自分みたいになってしまいます。熱中していた趣味にも没頭できず、人付き合いも気が重く、何に対してもやる気がでない。ネガティブなことばかり考えてしまう。怒りっぽくなったり、攻撃的になってしまう性格の変化が出てくることも。これは更年期障害による鬱状態、鬱病の症状です。自殺願望が出るほど鬱病が悪化してしまうこともありえるので、更年期障害は一人で治すのではなく家族や周りのサポートが大切です。更年期障害は健康診断で体中検査をしても、何の異常も出てこないのです。特別なホルモン値を見る血液検査くらいしか、数値として確認することが難しい厄介な病気。そのため自分自身も周りも、更年期障害の初期症状を見逃しがちです。

更年期障害の治療法

どのような病気もそうですが、更年期障害もまた早期発見早期治療が重要です。レントゲンやエコーで簡単に見つけられる病気ではないので、なかなか早い段階から治療に入ることが難しいのです。更年期障害は自覚症状のみで、「ちょっと調子が悪い」「ストレスが溜まってるな」なんて深刻にはとらえず見過ごしがちです。確かに日常的に起こりうる頭痛や発汗、イライラや気分の落ち込みなどは、進行するまで深く捉えないのが普通ですね。更年期と言われる閉経5年前後、40代半ばくらいからは「更年期障害かも?」と意識することが早期発見に繋がります。
 まず病院でホルモン値を測る血液検査をして、診察してもらい、更年期障害の診断が出ます。そこから治療スタートで、ホルモン補充療法が主に行われます。女性ホルモンのエストロゲンが減少するために起こる病気なので、もっとも有効な手段だと言われており、内服薬として飲んだり、注射を打ったりしてエストロゲンを体に取り入れます。貼り薬や塗り薬を使うような場合もあります。

 

医薬品に抵抗がある人は、漢方薬や更年期のサプリで更年期障害治療をすることも可能ですし、医薬品と併用するパターンもあります。ただ症状が重い場合は、やはり医薬品に頼る必要があるでしょう。更年期障害で心の病を発症してしまった場合は、心療内科や精神科を受診し不眠症解消の睡眠導入剤、悲しみやイライラを抑える抗うつ剤・抗不安剤などが処方されます。加えてカウンセリングでの治療を始めることとなりますので、一人ではないと言う安心感を得られるでしょう。

避けて通れない更年期を乗り越えるには

女性は、いつかは更年期を迎え、体のあちこちに支障を覚える経験をします。上から順を追っていきますと、緊張したり雨の天候の日には、偏頭痛を起こす時があり、一日中悩まされてしまいます。 その次は、首や肩こりを起こし、シップを定期的に貼っても、あまり効果は望めません。少しはマシになりますが、しばらく経てば同じことの繰り返しになります。 そして、何よりも辛いのは、慢性的な腰痛を起こすことです。更年期は、平均して10年くらい続くと言われており、その期間は起こった症状と戦うことになります。 対策としては、どうしても辛い日は無理をせずに、寝ているようにしています。偏頭痛を起こしてしまった時は、ある程度は横になって、マシになれば起きているほうが楽でした。 運動不足も原因していますから、時々は体を動かして、30分くらいから40分程度の散歩をするように、余裕をもって行動するようにしています。一日中家の中にいるのは、うつを引き起こしやすいので、会話も図るようにしました。

 

更年期障害の時は家族に協力してもらい自分の好きなことをしました

 

私は更年期障害の症状があった時、本当に辛いと思っていました。体はだるいし、何もやろうという気持ちが起こらないからです。 そのやる気の減退は、いつまで続くのだろうと焦りの気持ちも持つようになりました。そうなると、更年期とわかっていても、不安が強くなり、自分の存在を否定することもありました。 そして鬱の軽い症状のようになり、自然と涙を出したりしていました。 そのため、自分で抱え込むのはやめて、嫌だとおもうことに素直になることにしたのです。 そのように思ったのは、病院を受診した時に、抱え込まずに家族に協力をしてもらって、自分の好きなことをすれば良いと言われたからでした。 そのようにいってもらえた時、本当に目の前が明るくなったことを覚えています。 自分ひとりで悩んでいることが、いけないことだと知って、家族にそのことを話して、家事などを協力しうてもらうことにしたのです。 すると、主人も子供もすんなりと、私の意見を聞いて実施してくれたのでした。 その時、自分で悩まずに家族に協力してもらうことが大切だとつくづく感じたことでした。